8/17(練習再開)までに
保護者の皆様 選手の皆さん
先日の夏季大会区予選では、奮闘むなしく敗退しました。当初の目標であった「マウンドで活躍すること」については、4人の投手がそれぞれ理想的にアウトを取ることができました。その一方で、2つアウトを取ってから四球で出塁を許してしまうような、どこかちぐはぐな内容でした。一定の成果がありましたので、もったいないプレイをいかに減らすことができるかが課題になります。
さて、それ以上に課題なのが打撃です。飛球よりも凡打が印象に残ってしまいます。力負けというよりは、力が伝わっていないと言う方が近い感じです。
そこで、8/5に握力を測定しました。握力18~35kgまで、選手によりさまざまでした。打撃が楽しくなければ、野球は楽しくなりません。握力や筋力がある程度なければ、むしろ打撃は苦手なものになるでしょう。
握力3~5kgアップ
8/17の練習再開までの目標です。打撃に必要な握力は、バットを振ってつけるしかありません。10日間でどう体が成長するか、確かめてほしいと思います。
野球部としての夏休みが始まって3日。
休む時は休むべきですので、一旦、野球から離れて・・・とは思いますが、活動制限がかかってから「積極的な休養」はとり続けていますので、そういった意味ではいつものペースを継続することがベストではないでしょうか。とは言え、「せっかくの家族旅行(それどころではない?)にバットを持って行っては興ざめなのではないか」とも話しました。
できる範囲で、でも、だらけずに
といったところでしょうか。
「何も暑い時間帯でなくてもいい。涼しい時間に20分。」とも話しました。要するに
打てるようになりたいならば、その分の努力が必要
当たり前のことですが、つい都合のいいことを期待してしまうのが人の弱さです。弱い自分を振り払うように、縄跳びとバットスイングに取り組んでほしいと思います。
縄跳びは安価なもので十分で、我が家は当時中学生の娘に700円の縄跳びを買い与えましたが、一度も使われずに放置されています。110円で十分です。縄が切れたら「よく頑張った」とほめていただき、もう1本買ってあげてください。きっと素晴らしいアスリートになります。
バットの振り方は、動画投稿サイトにいくらでも情報があふれています。しかし、その通りにやってすぐに結果が出ることはないでしょう。自分はやっているつもりでも、実際にはそうなっていないことはいくらでもあるし、頭で考えなくてもできるまで練習し、さらにできたはずのものができなくなって悩んだりしながら、ようやく身につくものですから、これまた都合よくはいきません。それでも試行錯誤している自分を信じ、振り続けるしかないわけです。興味のある選手のコメントを参考にすることと、しかし、技術以上に「振る筋力」を鍛えることが必要不可欠です。
8/5の練習で、夏休みに各自で取り組めるようにスイングの時間を取りましたが、リラックスしながらのんびりと、ややもすると振っていない時間の方が長いのではないかと思うくらいの様子でした。筋力をつけ、技術を研究している時間ですから、それなりの顔つきで、黙々と取り組む姿を期待しています。そうしないと目標の握力をはじめ必要な筋力がつきません。振り方については、過去の記事を参考にしてほしいと思います。
夕方の雨上がり、当時を思い出すように振ってみました。
20分。
湿度もあり、汗をかくには十分すぎるくらいでした。