人が集まれば

保護者様 選手の皆さん

朝、起きていますか?

画面や端末に向かい過ぎていないですか?

私は、朝2時間、授業の準備をして、9:00に公園に出発。1時間外で過ごし、帰りにスーパーに寄って夕食の仕込みと昼食作り。13:00に息子を少年野球に送り届け、グラウンドの草むしり。先ほど帰宅しました。今日、画面や端末に向かう時間を減らしてくれたのは、「9:30から公園」と「13:00から少年野球」という「やらなきゃ」。これがなくて家にいれば、当然画面に向かっていただろう。どちらも「行きたくて眠れない」ほどのことではなく、自分を画面から遠ざけ、太陽の下へと引きずり出すための口実。そうでもしなければ、雨に打たれることもない。「やらなきゃ」は、自分のために作る。コロナ禍は、学校がつくってくれていた「やらなきゃ」をいとも簡単にぶっ壊した。「ラッキー」と思うのは最初のうちだけで、「やらなきゃ」を自分でつくるのはいかに難しいことか。

いつもの公園に行くと、毎週のおなじみがわかる。小雨まじりの昨日とは違い、今日はミニバス、ソフトボールも来ていた。子どもたちが数人集まると、何をするか相談が始まる。大きな広場を縦横無尽に駆け回る鬼ごっこ。ボールがひとつあればできるサッカー。何だって遊びになる。家で画面を見ているよりは、運動量を稼げるし、脳にもいいだろう。

遊びにはアイデアが必須である。足りないものがあれば何かで代用し、遊びがうまく機能するようにルールを決める。「気づき(思考)」、「判断し」、「表現」する活動が遊びには組み込まれている。また、相談をリードし、建設的に話を進め、不具合があれば修正するリーダーがいる。子どもたちを見ていると、誰がリーダーかすぐにわかる。

体力は午後のために温存したが、有意義な時間だった。自分の時間は、自分で使うべきだ。

午後の少年野球の練習を見ていて、いろいろなプレーが気になるのだが、もし、自分が「どう教えればいいですか?」と問われたら、何と答えようかと考えた。一つひとつのプレーに対する指導はコーチによって考えが異なるし、いわゆる正解はひとつではない。突き詰めて、とことん突き詰めていくと「学校の勉強ちゃんとやりな」ということになる。なぜなら指導されても行動につながらないから。理解して処理し、行動に移す力。経験したことを思い出して準備する力。「がんばったらできるようになる」という過程(プロセス)が、すべての授業にある。それをおろそかにしている子に話している時、「んっ、通じてないな…」という感覚がある。全教科オール5なんていらない。例えば理科が好きなら、そこから他の領域に広がるし、何より野球が好きなら話は早いのだが。

朝、起きていますか?

画面や端末に向かい過ぎていないですか?

心配しています。10/2土曜日。前号のように活動します。2年生はVジャンを試着させてください。1年生は購入するかどうかを決めてきて来てください。