目標は勝利、目的は・・・

急な予定変更ですが、

1月9日(土)と10日(日)の活動は

中止します。

1月12日(火)からは、

放課後の活動を予定通り実施します。

1月16日(土)の練習試合については

判断しだい、ご連絡します。

 

現在の社会情勢の中、

野球部の活動を続けるべきなのかどうか、

当然のことながら悩みます。

選手やご家族の皆様の安全・安心に勝るものはなく、

リスクを冒してまでやる価値があるのかと、

これからも問い続けることになりそうです。

 昨年2月からの休校

 6月の市総体中止と部活動の自粛

 7月からの活動再開と今回の自粛

「これしか活動できないのなら、

 むしろやらない方がいいのではないか」

これまで何度も自問自答してきました。

しかしながら、部の説明会でお話ししたように、

野球部の活動目標は「勝利」であり、

目的は「選手一人ひとりの成長」です。

野球という競技での勝利を目指し、

その目標を達成することで選手たちは成長します。

その成長とは、野球の技術向上という意味だけでなく、

むしろ、生き方・考え方の変化という意味です。

中学校の部活動は、

生意気でのんびりした小学6年生を

少しずつ中学生へと成長させていきます。

授業に真剣になれず、

ボーっと学校生活を送る中学生に、

いい意味で緊張感を与えます。

野球をやめても、

学習がはかどることはまずありませんが、

野球でつけた自信が、

学習のやる気につながることは大いにあります。

大げさな言い方をすれば、

ヒット1本が選手の人生を変えるかもしれない

ということです。

好成績が自信につながるのはもちろんですが、

いろいろな後悔が糧になることもあります。

私自身の中学野球は、

 公式戦の出場なし

 練習試合の安打なし

当時の努力に見合った当然の結果でした。

努力の押し付けをするつもりはありませんが、

正しい努力の仕方をするよう指導しています。

それぞれの選手なりの努力が、

それぞれの形で実を結ぶように願うからこそ、

活動を続けてきました。

これからも、許される限り活動をし、

限られるからこそ

中身の濃い活動をしていきたいと思います。

 

そんな話を昨日、選手たちに伝えました。

だから、これからも

家で「縄跳びとスイング」。

自分自身のために続けてほしいと思います。