私ができること

保護者の皆様 選手の皆さん

昨日、学校からメールを配信しました。また、2、3年生については同じお便りを配付しました。

 「引き続き、部活動については10月1日(金)まで活動を見合わせます。」

たった1行ですが、実に重たく、身もふたもない1行です。

選手たちの技術や体力を心配する以前に、メンタルヘルスや健全さに危機感を感じます。何かできることはないのか、本当に何も活動しなくていいのかと強い疑問を持ちます。昨日までは、「長いテスト休みだった」と片づけることもできますが、これからの日々はそうも言ってはいられません。休んでいるわけにはいかないはずなのに、頑張るきっかけや締め切りがないのですから、選手が自分でモチベーションをコントロールする以外はなく、しかもかなり難しい。だらだらと端末や画面に向かう時間は増えるばかりではないでしょうか。

公立学校の部活動がそうであるならば、クラブチームで活動した方が健全なのではないかと考えるのも無理もない話です。いつでもご相談ください。

さて、久々にスイングしました。かなりサボっていましたので、このままサボり続けるとどうにかなってしまします。さすがにヤバイです。前号で視力の大切さを書きましたが、テストづくりやチェックでずっと画面と向き合い、採点でまたひどい姿勢のまま作業をし続けてきましたので、視力はもちろん、体中がおかしくなっていました。テスト期間で、選手たちも、普段より机に向かう時間が多かったのではないでしょうか。まずは細かいこと抜きで、大きく体を使い、ゆったりと豪快にバットを振ることにしました。今日のように涼しくても、汗をかくには時間がかかりませんでした。

私ができること。

学校としてはできなくても、私ができることをやり続けます。選手たちには、分散登校でも、1日1度は必ず靴を履き、外に出て、体を動かしてほしいと思います。こんなことを書くのはおかしいのですが、我が家の子どもたちを見ていると、笑えない状況です。各ご家庭では、いかがでしょうか。